追⼿⾨学院⼤⼿前中学校・⾼等学校 学校案内2017
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洪庵講座(総合学習)質の高い学力教育2020年以降センター試験に代わって評価テストが実施されることは広く知られています。では、評価テストはどのような性格のテストとして方向づけられているのでしょうか。文科省は「思考力・判断力・表現力」を試すテストとする方針を打ち出しており、現在そのような力を試すテストとしてOECDが実施しているPISA(Programme for International Student Assessment)が知られています。このテストは評価テストを作る上でも参考にされています。本校では昨年度の中学2年生と、評価テスト元年にあたる今年度の中学2年生にPISAのテストを受験させ、右のような結果の伸びを確認しました。これは本校が1年間思考力を養うことをめざした「洪庵講座」を展開した成果です。これはわずかな第一歩であると考えていますが、PISAを受験した生徒の各問題に対する正否を分析してさらに進むための確かな手がかりでもあります。表現コミュニケーションロボットサイエンス追手門プログラム国際教育ディベートを通じて論理的に意見を表現する力を習得。その背景となる文章から正しく情報を読み取る能力も養います。社会理解新聞記事や図表などを総合的に組み合わせて、身近な社会問題に対して意見をつくりあげる態度を養います。グループでロボットを組み立てながら思考力、問題解決力、創意工夫、チームワークなど多様な能力を養います。生徒の自主性やコミュニケーション能力を養うための本校独自のプログラムで、学期に1回実施しています。チームで目標を設定し、一つの課題に取り組むことで失敗や成功を体験しグループワークの難しさと喜びを体感します。国際問題に触れることで、地球規模の諸問題に関心を持つ視点を養い問題に対する調査能力も伸ばします。※緒方洪庵の子息が追手門学院小学校に通っていたことから命名しています。学んだことを活用する力を伸ばし 「新大学入試」に対応する力を養成。「洪庵講座※(総合学習)」は、知識を身につけるためだけの授業ではなく、学んだ知識を活用させるための活動です。ゲームやグループワークの要素を取り入れ、主体的に答えを導き出す力など、新しい時代に対応できる学力を習得していきます。PISAテストの実施とその成果9

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