追⼿⾨学院⼤⼿前中学校・⾼等学校 学校案内2017
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主体性教育本校オリジナルの「志 成長日誌」日々の小さな成長をノートに記録。毎日起床から就寝までのスケジュールと時間割を書き込んで、行動目標を明確にするとともに「今日のMVPとその理由」「今日やり直せるとしたら?」「今日のプラス言葉」「○○さんのほめことばシャワー」「明日必ずやること」「1日を振り返って」の項目を設定。各項目に沿って毎日のできごとを振り返りながら記入します。反省の視点だけではなく、できたことにも目を向けて毎日の小さな成長を記録。教員は全員のノートに目を通して、生徒個々の関心事や目標などの「志」を把握し、その成長をサポートしていきます。TOPICS周りからの助言や注意、指導を自身のためと考え受け入れる「素直な心」は学力向上、ひいては人間的成長の重要な素地です。本校では価値観を教員と生徒が共有することで「素直な心」を育てるとともに、他者を尊重する意識に基づいた感謝の言葉を自然と口にできる「規範・礼法教育」に取り組んでいます。人間が必要であるにもかかわらずやろうとしないとき、その原因に価値が理解できていないことがあります。たとえば服装を正す、時間を守るといったことは一般に大切と言われていますが、なぜ大切なのか、その価値や意味を本質から理解していれば、生徒はより納得して行動を起こすことができます。そこで本校では、行為の根本的な意義や価値基準を与える価値観指導を実施。さらに、それが具体的な行動に結びつくよう「価値ある目標」を立て、生徒が中心となった啓発運動を展開。教師だけではなく生徒自身が主体的に学校をよくすることをめざし「遅刻“0”(ゼロ)運動」「あいさつ運動」から始め、現在ではより多彩な運動に発展しています。素直な心を育む 「規範・礼法教育」。「全生徒を対象とした生徒指導・生徒支援」は、本校の教育目標の一つ。まず、生徒の話にしっかりと耳を傾け、受容し、共感的に理解することを大切にします。また、教員が課題を解決するのではなく、生徒が自分の力で克服できるように協力・支援していく方針を、教員研修を行うなど徹底して取り組んでいます。保護者を交えた三者懇談に加え、二者懇談も定期的に行い、励ましと勇気づけの指導を通じて、困難なことでも乗り越えていく力をつけています。全校的に取り組む「カウンセリングアプローチ」。 「価値観指導」によって行為の必要性や意義を理解。19

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