

本校では自分で考えて行動し、厳しい社会を生き抜いて社会に貢献できる人間を育てることをめざしています。そのために「知・徳・礼」の3つの教育を大切にしています。「知」の教育では社会に貢献できる知識・知恵・実践力を、「徳」の教育では均整のとれた心を、そして「礼」の教育では品格を育てます。
こうした教育は日々の学校生活や授業、クラブ活動、そして年間を通じて催される行事で実践されています。私自身、平成23年4月1日に赴任して以来さまざまな行事に参加しており、なかでも印象深いのが中学3年生を対象に7月に行われる「学習登山」です。「学習登山」では2泊3日で3000メートル級の山に挑戦します。今年は、飛騨山脈の北部にある立山に挑みました。最初の日は、中腹にある山小屋で一泊。翌日に山頂をめざし、岩場や石がごろごろとした急な坂道を荷物を背負って前進。所々に雪が残っていました。その後尾根伝いに縦走しました。日常とは違う環境のなかで生徒たちはどうしているのだろうかとそんな思いで見ていましたが、生徒同士で励まし合いながら、懸命に歩みを進めていました。その姿に私は感動しました。この学習登山の準備として中学1、2年の冬に山登りを経験するのですが、そこで培った体力や困難に立ち向かう精神力、互いに支え合う気持ちが「学習登山」で見事に発揮されていました。

本校では中高6年間の一貫教育を展開しています。一貫教育のメリットの一つは、生徒の人格形成に役立つ環境を提供できることだと考えています。例えば、クラブ活動では中学1年生から高校3年生までがいっしょに活動することがあります。下級生は上級生を見て、いかに行動すべきかを学び、一方の上級生は下級生を意識しながら行動することによって責任感などが育まれます。また、本校は規模が大きくなく、教員と生徒や生徒同士の関係が密接です。6年間にわたって教員が生徒一人ひとりとしっかりと向き合っており、アットホームな雰囲気のなかでのびのびと学ぶことができます。
小学生の保護者の方には、ぜひ一度、オープンスクールなどで来校していただきたい。本校は、豊臣秀吉が築城した大阪城の三の丸に位置し、間近に天守閣を見ることができます。周辺には大阪府庁・大阪歴史博物館、NHK大阪、又1km西には“適塾”などがあり、歴史や文化、政治・経済の動きを肌で感じられ、大阪城のお堀端の木々が四季を彩ってくれる、恵まれた教育環境であることを実感していただけるでしょう。そして何より、イキイキとした生徒の姿を見ていただきたい。その姿が何よりも本校の魅力を語ってくれています。
