2026.03.13校長ブログ

ニュースポーツ大会を終えて 〜つながりの中で育つ力〜

3月13日、本校において中学1年生から高校2年生までが参加するニュースポーツ大会を実施しました。

本大会は、異学年で構成されたチームでの交流を通して、コミュニケーション力や判断力、表現力を高めるとともに、スポーツの楽しさや人と関わる喜びを感じてもらうことを目的として行いました。また、次年度以降を見据えた「生徒主体の行事」のあり方を体感する機会にもなりました。

当日は、「16マス鬼ごっこ」「コードラン」「ラダーゲッター」といったニュースポーツに、30チームがローテーション形式で取り組みました。どの会場でも、学年の垣根を越えて自然に声を掛け合い、励まし合う姿が見られ、学校全体があたたかな一体感に包まれていました。

特に印象に残ったのは、高校2年生がチームリーダー・サブリーダーとしての役割をしっかりと果たしていたことです。後輩に優しく声をかけ、場をまとめ、ときには盛り上げる。その姿に応えるように、中学生も前向きに関わり、チームとしての一体感が生まれていました。
こうした光景は、本校が大切にしている「郷中教育」の実践そのものです。年上の者が年下を導き、年下の者がそこから学び成長していく。教室の中だけでは得がたい、大切な学びがそこにあったと感じています。

また本大会は、生徒会役員を中心に、各委員会がそれぞれの役割を担いながら準備・運営を行いました。競技ルールの作成や工夫、アイスブレイクの企画、用具の作成や会場設営まで、多くの生徒が主体的に関わり、一つの行事をつくり上げてくれました。「生徒がつくる行事」として、大きな一歩になったと感じています。

行事の価値は、その場の盛り上がりだけで終わるものではありません。そこで生まれたつながりや経験が、日々の学校生活へと広がっていくことに意味があります。今回の大会で築かれた関係が、これからの学校生活や部活動の中でも生きていくことを願っています。

今回のニュースポーツ大会は、「主体性」「協働」「つながり」という本校の教育の根幹を改めて感じる行事となりました。
この経験を土台に、生徒主体の学校づくりがさらに広がっていくことを期待しています。