錦城体育祭――20年の歴史と、生徒たちの底力
9月30日、錦城祭の第2部となる「体育祭」が行われました。
今年で第20回を迎えた錦城体育祭。こうして一つひとつの大会を積み重ねることで、本校の新たな歴史がつくられていくのだと感じます。
文化祭に続き、この日も生徒たちの「力」、そして普段は見えない「底力」を強く感じる一日となりました。
なかでも圧巻だったのが、高校2年生による「追手門ソーラン」です。迫力のある演技はもちろんですが、その姿は、文化祭での中学3年生の群読や学年合唱と同じように、下級生にとって「自分たちもあんな先輩になりたい」と思える、まさに憧れとなる姿だったのではないでしょうか。
また、競技に参加する生徒だけでなく、運営に携わる生徒たちの姿も印象的でした。それぞれが自分の役割を自覚し、仲間と協力しながら体育祭を支えていました。
スポーツには「する」「みる」「ささえる」という3つの関わり方があります。
今回の体育祭では、競技に「する」だけではなく、仲間を「みる」、そして運営や応援を通して「ささえる」。まさにスポーツの祭典として、この3つが随所に表れていたように思います。
そして、もう一つ印象に残ったのが「応援団表彰」です。
紅団、白団、青団、それぞれの応援パフォーマンスは本当に素晴らしく、正直、甲乙つけがたいものでした。
ある生徒から「なぜ青団だったのですか?」と聞かれました。
実は、青団のパフォーマンスそのものが一番だったから、というわけではありません。
スタンドにいる生徒たちが、自分たちの応援団を一生懸命に応援する姿、そしてその声が、青団のパフォーマンスをさらに引き立てていた。私は、そこを評価しました。
「する」側だけでなく、「みる」「ささえる」側の力も含めて、一つのチームなのだと思います。
文化祭、そして体育祭。二つの行事を通して、生徒たちが持っている力の大きさを、あらためて実感しました。
当日は、1,298名もの保護者の皆さまにご来場いただきました。文化祭に続いて、こちらも過去最高の来場者数となりました。
多くの方が、生徒たちの頑張りを見守り、声援を送ってくださったことも、子どもたちにとって大きな力になったことでしょう。
これからも、生徒たち自身の手で、錦城祭の新しい歴史を積み重ねていってほしいと思います。
