卒業生の姿から感じた、APUと本校のつながり
10月18日、立命館アジア太平洋大学(APU)へキャンパス視察に伺いました。
大学の施設や学びの環境も興味深いものでしたが、今回、何より印象に残ったのは、そこで生き生きと学生生活を送る本校の卒業生たちの姿でした。
昼食のために食堂に入ると、昨年度卒業した松本さんが、私たちに気付いて声をかけてくれました。昼食後には、授業までの時間を使ってキャンパス案内にも付き合ってくれました。
松本さんは、本校在学中から留学を経験し、帰国後、今年度9月の入学を選んだそうです。入学して間もない時期でしたが、「学校が楽しくて、とても学びやすい」と笑顔で話してくれました。案内してくれる彼女が、すれ違う多くの海外の学生たちと自然に挨拶を交わす姿も印象的でした。異なる文化や言語を特別なものとして構えるのではなく、日常の中で自然に受け入れ、人とのつながりを楽しんでいる。そんな姿に、APUの国際的な学びの環境を感じました。
また、在校生との交流の時間には、72期生の中田さんも参加してくれました。
中田さんは、本校の修学旅行でAPUに出会ったことが進学のきっかけになったそうです。現在の大学生活や将来の目標、さらには水の販売事業で起業を始めたことなど、自身の取り組みを熱く語ってくれました。何より印象的だったのは、APUを選んだことが自分に合った選択だったと、自信を持って話してくれたことです。自分の興味・関心を出発点に、将来の目標に向かって行動する姿に、大きな成長を感じました。
二人の話を聞きながら、改めて感じたことがあります。それは、大学選びとは、偏差値や知名度だけではなく、自分がどのような環境で学び、どのように成長していきたいのかを考えることが大切だということです。
APUには、多様な文化や価値観を持つ人々と関わり、自分の考えを深め、他者と協働しながら新たな挑戦につなげていく環境があります。こうした学びは、本校が大切にしている「主体的に学ぶ力」「協働して学ぶ力」「探究する力」とも深くつながっています。また、本校の教育理念「独立自彊・社会有為」にある、自らの力を伸ばし、その力を社会に生かしていくという考え方にも通じるものがあります。
松本さんが多様な人々とのつながりを自然に楽しむ姿、中田さんが自分の将来を見据えて挑戦する姿。二人がそれぞれ自分に合った環境を見つけ、自分らしく学び、成長していることを、何よりうれしく感じました。
修学旅行での出会いが進路につながり、在学中の留学経験が次の学びへの一歩になる。学校での経験や出会いが、将来を考える大切なきっかけになることを、今回の視察を通して改めて実感しました。
松本さん、中田さん、忙しい大学生活の中、ありがとうございました。
これからも、それぞれの場所で自分らしく学び、挑戦し、成長していくことを楽しみにしています。

