追手門学院小学校との教員研修会
12月23日、本学院小学校を会場に、「小中高一貫連携事業 教員研修」を実施しました。
当日は小学校・中学校・高等学校の専任・常勤教員が一堂に会し、追手門学院としての教育をあらためて見つめ直す機会となりました。
はじめに入試広報部から、各校の教育方針や特色についての紹介があり、その後は教科ごとに分かれて情報共有と意見交換を行いました。普段は校種や校舎が異なるため、なかなか顔を合わせてじっくり話す機会の少ない教員同士ですが、この日は授業の工夫や指導の視点、生徒の様子などについて、率直で活発なやり取りが各教室で見られました。
研修の振り返りでは、先生方から
「気がつけばあっという間だった」
「もっと時間が欲しかった」
といった声が多く聞かれました。こうした感想からも、今回の研修が単なる情報共有にとどまらず、それぞれにとって有意義で、意味のある学びの時間であったことがうかがえます。
小学校での学びが中学校・高等学校へとどのようにつながり、発展していくのか。その連続性を意識することは、一貫教育を進める上で欠かせません。同時に、教科や立場を越えて語り合うことで、新たな気づきやヒントが生まれることも、今回の研修を通して強く感じました。
何より、人と人とのつながりの大切さをあらためて実感する一日でもありました。今後は、小・中・高の連携にとどまらず、教員同士の学びや実践の共有をさらに深めていくとともに、親睦も含めた教員間の交流を広げていきたいと考えています。こうした積み重ねが、学院全体の教育の質を高め、子どもたちの成長につながっていくことを願っています。
