12月27日、本校高校サッカー部の部員とともに、「JFAユニクロサッカーキッズ」の運営に参加してきました。

このイベントは、JFA（日本サッカー協会）が主催する、未就学児を対象としたサッカーイベントで、サッカーを通して交流を深めることを目的としています。当日は、個人参加やチーム参加、幼稚園単位での参加など、1000人を超える子どもたちが集まる大きなイベントとです。

その中で本校高校サッカー部の部員28名が、サッカーを楽しむ子どもたちをサポートし、応援するスタッフとして協力してくれました。
スポーツは「する」「みる」「支える」という三つの柱で成り立っていると言われますが、今回はその中でも「支える」という役割を、ぜひ生徒たちに経験させたいという顧問の先生方の熱い思いから実現した取り組みです。当日は本校教員も3名参加しました。

事前に顧問からのレクチャーを受けて当日を迎えましたが、生徒たちは期待以上の活躍を見せてくれたように思います。最初は少し戸惑った表情も見られましたが、次第に子どもたちの目線に合わせて声をかけたり、膝をついて同じ高さで接したりと、細やかな配慮が随所に見られ、その姿がとても印象的でした。

終了後、キャプテンが「貴重な経験をありがとうございました」と挨拶をしてくれました。その一言に、この活動が生徒たちにとってどれだけ意味のあるものだったのかが、すべて表れているように感じました。彼らにとって、本当に良い経験になったことを嬉しく思います。

また、当日のスペシャルゲストは、いつものCMでもおなじみの内田篤人さん……ではなく、今回は本校OBである柿谷曜一朗さんでした。部員たちは先輩との思わぬ出会いに大いに喜んでいました。私自身も久しぶりに彼と対面し、短い時間ではありましたが言葉を交わすことができました。

「学校にも来たってや……」という言葉に、「わかりました……」とは柿谷くんは返していましたが、どこまで本気なのかは分かりません（笑）。

晴天の下、サッカーを通して、子どもたちにとっても、生徒たちにとっても、そして私たちにとっても、実に心地よい時間となりました。