第2回 教職員対象救急講習会に参加して
7月11日、本校にて「第2回 教職員対象救急講習会」が開催されました。今年度は年間3回の開催を予定しており、全教職員が“普通救命講習修了”を目指して取り組んでいます。今回の受講者は約30名。私もその一人として、受講させていただきました。
保健体育科の教員として、これまで何度も救急救命に関する講習を受け、指導者としての経験も積んできましたが、それでも「いざ」という現場に直面した際の不安を完全に拭い去ることはできません。そうした中で、今回も先生方一人ひとりが真剣なまなざしで講習に臨まれている姿が非常に印象的でした。
なお、この講習は当日の実技だけでなく、事前課題としてWeb講習の受講と確認テストの合格も必須となっていました。中級あるいは上級レベルのテストで100点満点を取得し、その合格証を印刷して保健室に提出するという流れです。私もチャレンジしましたが、合格までに5回も再受験することに…。中には10回以上かけてようやく合格にたどり着いた先生もいらっしゃいました。
「慣れているつもり」だった自分も、いくつかの見落としや理解不足に気づかされ、やはり定期的な確認やアップデートの重要性を再認識しました。学校という環境でこうした場面に遭遇しないことが最も望ましいのは言うまでもありませんが、万が一の時に適切に対応するためには、日頃からの備えと訓練が不可欠です。
先生方の前向きな姿勢と、講習に取り組む真剣な様子を見て、大きな安心感を得ることができました。
事前Web講習は、以下のURLからどなたでもアクセス可能です。皆さんもぜひ一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
https://www.119aed.jp/webkoshu.html
今後も本校では、安心・安全な教育環境づくりの一環として、教職員の救命スキル向上に努めてまいります。