【中学3年生(73期)】道徳/東京2020パラリンピックと共生社会
中学3年生になり、初めての道徳の授業は本校卒業生(37期)でパラリンピックに3度出場している田口亜希さんをお招きし、特別講演を行っていただきました。田口さんは本校卒業後、旅客船「飛鳥」の乗員として世界中を航海していましたが、脊髄の血管の病気を発症し、車椅子生活になりました。その後、リハビリ中にライフル競技に出会い、パラリンピックアテネ北京ロンドンの3大会に日本代表として出場されました。先日行われた大阪での聖火リレーのも公式アンバサダーとして参加されました。そのような経緯から、ご自身の経歴や競技のこと、パラリンピックの歴史、聖火リレーのこと、そしてこれからの共生社会への思いなど、動画やスライドを用いて丁寧に子どもたちにお伝えくださいました。講演終了後は実際に使用した聖火トーチを持たせていただいたり、子どもたちが感じたことをいつまでも質問している様子が印象的でした。