【中学1年生(78期)】
技術でのロボットサイエンス教育
中学1年生の技術の特別授業として、6月7日・14日・21日の三日間、追手門大学特任准教授の福田先生にお越しいただきロボットサイエンス教育の授業を行いました。事前に各クラスからリーダー生徒を募り、生徒どうしの学び合い・教え合いの授業を目指しました。
第1回目は、オリエンテーションとして、ロボットサイエンス教育の意義と育みたい力について学びました。振り返りでは、「次回のプログラミングから友達と協力して課題をクリアしたい」という感想が多数ありました。
第2回目は、マイクロビットを使ったプログラミングに挑戦しました。クラスでの課題に対する目標を設定し、二人一組で協力して4つの課題に取り組みました。プログラミングで分からないときは、リーダー生徒に手助けしてもらいながら課題をクリアしていきました。授業終了時には、全クラス目標を達成することができました。振り返りでは、「リーダー生徒が分かりやすく説明してくれたから課題をクリアすることができた」「ミスをしてから成功することで達成感があった」という感想が多くありました。
最終回は、AIについて学びました。AIとは何か、またどのように活用されているのかということを理解し、機械学習によるじゃんけんや動物の識別に挑戦しました。振り返りでは、「学習させることで、コンピュータが賢くなることに驚いた」「AIという言葉は知っていたけど、詳しくは知らなかったので、今回知れてよかった」「2年生になってロボットプログラミングをすることが楽しみ」という感想が多く書かれていました。
本授業内容は、国の教育機関である科学技術振興機構(JST)のサイエンスティームのサイトでも、STEAM教育の好事例として紹介されています。ぜひ、ご覧ください。
○サイエンスティーム
https://scienceteam.jst.go.jp/
○STEAMを意識したロボットプログラミング教育授業(中学技術)
https://scienceteam.jst.go.jp/example/2024_003_c1/