【中学1年生(74期)】探究
本日の防災探究では、これまで6時間の間、作成したスライドを班で発表しました。
各都道府県別で分かれた教室では元気のいい発表と、それに対する質問で賑やかでした。
以下、各都道府県の担当教員からのコメントです。
①宮城県(写真1枚目)
宮城班は様々な事象ごとに調べた内容を発表しました。宮城県石巻の佐藤敏朗先生からオンラインで様々な内容のお話を伺うことができ、発表の内容も大きく進化することができました。発表を聞く他の班の子どもたちも必死に聞いている様子が印象的でした。
②岩手県(写真2枚目)
岩手県チームは、岩手県がどんな県なのかを知らない生徒が多かったので、岩手県の簡単な調べ学習を行い、地形や気候、観光地や特産物などを知識を得ました。そこで学んだ知識を土台として、岩手県の探究学習を進めていきました。「問いを立てる」ということに苦戦した生徒が多かったですが、自分の興味関心をもとに探究していく「探究マインド」を養うよい機会になったと感じています。最後のプレゼン会では、教員でも知らないことがたくさん盛り込まれており、探究学習の充実を感じることができました。
③福島県(写真3枚目)
福島県を選んだ生徒たちは、東日本大震災で福島が受けた被害や影響を様々な視点から調べていました。特に原子力発電所の事故から地元の方が受けた被害については、福島県の同年代の子どもたちに思いをはせて、より真剣に向き合っている姿勢が見られました。ただ調べ学習をしただけではなく、現在福島県相馬市役所で勤務されている松本先生にもZOOMで当時の様子や先生の思いを語っていただいたことで、より深く彼らの心に探究心が芽生えていたように思います。