【理系ホンモノ体験プログラム2日目①】
〈ドーナツとコーヒーカップが同じ図形!?〉
8月23日(水)
AM
2日目AMは、東京理科大(神楽坂キャンパス)へ行ってきました。
ここでは、まず、理科大の教授でもあり、数学体験館の 伊藤 稔 館長より、
① 歴史と『数学』
② 作図を通して、『幾何学』の楽しさや面白さ
③ 『数学体験館』の案内
・・・など
のお話をしていただいたり、中学数学で学習する内容を理解しやすいように工夫がされた教具の体験をさせていただきました。
次に、理科大教職員の馬場 蔵人 准教授より、
① 『トポロジーとは?』
の講義をしていただきました。大学数学の中でも『幾何学』の序論にあたるような内容でした。が、この話に興味のあった中学生は、自分で準備したノートへ先生の話を必死に聞いて、メモして写していました!
先生方の話を聞かせていただき、
科目名の一つとしての “ 数学 ” → 学問の一つとしての『数学』
『数学』への認識が、より深まりアップグレードしたのではないかなと思います。また、トポロジーの話を通して、
・何気なく感じていることを言葉にしてみる『言語化』の難しさ
・いつも見ているある対象について、別の見方をしてみる『視点を変える』という考え方
は、これから数学に関わらなくとも、ぜひ、意識して身につけてもらいたい感覚やスキルだと感じました。
子どもたちにとってもいい経験になったと思いますが、個人的にも数学科教員として、これからの参考にもさせてもらえるような刺激的な空間であり、時間でした。
(馬場先生、ならびに大学教職員の皆さま、貴重なお時間ありがとうございました!)
講義の後は、学内の学食を利用させていただき、昼食を食べて、学内を満喫していました。