【学習推進部】
ほんもの体験プログラム ~ブタ胎児解剖実習~
希望者に向けて、ブタ胎児の解剖実習が実施されました。
主に文理選択が迫る高校1年生や、進学を考える中学3年生、そして高校2年生の理系を対象として行われました。
開腹し、臓器を観察しながら「これは何の臓器?」「なんでこの色なの?」など様々な問いが出てきました。
途中、摘出した肺に空気を送り込み、肺のふくらむ様子を観察したり、複雑に絡まった小腸を千切らないように伸ばしたりしました。
観察を終えた生徒たちからはこんな感想が寄せられました。
・理科の教科書の模式図でしかみたことのなかった臓器を実際に見れてとても良い経験になりました
・豚の解剖を始めて行って感じたことは、普段頂いている動物を扱うことで命の大切さ共に、いつも食べているものを理解することができた
・豚の解剖初めてして不安なこともあったけど楽しかったです
・解剖するのは楽しいけれど、理科は苦手です。生物は好きな方なのかもしれません!
・豚の解剖した時に膜を切ったり、感触とか中を見たりしたのがすごく楽しかったです!
・肺が思ったよりも大きくなることや腸がとても長いことを実際に目で見て面白かったです
良い体験になったようです!
※食肉用に解体されるブタが妊娠していた場合、胎児は廃棄されますが、その胎児をつかって、動物の解剖実習が行われます。
すでに食肉処理場にて屠殺、解体され冷凍状態で入手されるブタ胎児の場合、生命倫理的な問題点はなく、解剖実習が可能です。