「志がなければ、学問の完成はない」プロメテウス教育基金に合格!
3月に緊急事態宣言で休校が決ったとき、ロボットサイエンス部は、緊急ZOOM会議を開催。
「これから、社会や学校の動きが停滞し、大人も子どもも、気持ちが萎えるだろう。とはいえ、このような苦難の中でも、成功を掴む人がいるはずだ。わずかもしれないが…。そして、みんなが下を向いているときに、成功を掴んだ人たちは、着々と準備を進めていたと語るのであろう。さあ、みんなは、どうする?」と。
チームとして動くことができない状況下で、部員全員が、おのおのの取り組みたいテーマを探し、研究活動やロボット開発を続けました。結果、ロボットサイエンス部のプロジェクトチームは、30以上にもなり、現在、それぞれの目的・目標に向かって取り組んでいます。
そのうちの2つを紹介します。山本さんの研究は「グローバルに、論理的思考力を育むプログラミング教材の研究と開発」。倉冨さんがリーダーのOtemon Water Teamの研究は、「タンカー事故による流出原油回収ロボットの研究と開発」。これらは、いずれもSDGsにも繋がる研究活動として、多くの方々から注目され、評価をいただいています。
そして、家庭学習が続く6月、プロメテウス教育基金に応募。全国の高校生が多数応募する中、両チームともに、一次審査、二次審査を経て、10月末に、見事、合格!プロメテウス財団からの支援を受けながら、さらに研究活動を加速させ、学会等で発表する予定です。
「志がなければ、学問の完成はない」三国志で有名な諸葛孔明の言葉です。歩みはおそくとも、志を忘れることなく、進み続けます。