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クラブ活動ロボットサイエンス部

2020.09.09ロボットサイエンス部

日経ウーマノミクスフォーラム座談会で、大学・高校教育について議論しました

女性研究者の育成・輩出を目的とした日経新聞主催ウーマノミクスフォーラム。今年度は、オンラインで本校生徒が座談会に参加しました。テーマは、「大学・高校教育について考える」。2日間(8月28日、9月9日)にわたり、大学生のファシリテイトのもと、関西の女子高生が集い、意見交換しながら、学びについて理解を深めました。参加した本校生徒は次のような感想を述べました。

http://nwpf20.jp/symposium/index.html
ウーマノミクス座談会【テーマ:高校・大学教育に望むこと】に参加して
ウーマノミクスの座談会に参加し、同年代の女子高校生、女子大学生のファシリテーターさんと一緒に大学教育に望むことというテーマで討論を行いました。
将来私たちはそれぞれが違う道に進みます。しかしどんな仕事でも結局は何かの問題を解決するために考える必要があります。IT化が進む中簡単な作業や正確性が求められる仕事はすべてコンピュータにとって変わられます。
そこで求められることは解決策を見出す力、0から1を作る力だと考えます。そのような力を育むには様々な問題についていろんな視点を持った人と意見交換をしながら考えて実行してみるといった経験が必要だと感じ、私は大学教育にそのようなことができる環境を望んでおり、その一例としてミネルヴァ大学を用いて話しました。
討論内でも多くの高校生がディスカッションをすることが大事であると言っていたように自分の考えを持ち共有することが、AIなどにはできない新たなものを生み出す第一歩となるのではないかと思います。
議論テーマとは違う部分でも、今回女性が集まって討論したなかで感じたことも多くありました。
チーム内で話されたことの中で将来的にデジタル機器を使いこなす必要があるということが挙げられました。もちろん使えるようになることは大切ですが、IT化に対応するのではなく、IT化を促進する開発者技術者になろうとする女性はやはり少ないんだなと感じました。私も中学生の時にロボットプログラミングに出会わなければIT化において受け身になっていたかもしれません。それほど女性が技術者になることは抵抗のあることなんだと感じました。
しかし、どんな開発においても様々な視点が必要で、現在技術者の大半を占める男性の視点だけではなく女性の視点も入ることで、よりよい革新的なものが開発されるのではないかと思います。
これからの社会を作っていくのは私たちです。女性だからと受け身になるような考えはやめて、いろんな視点からのアイデアに溢れた社会を引っ張っていけるような開発者になりたいと強く思うようになりました。
今回大学教育に望むことというテーマで討論することで変わりつつある社会での私たちのあり方や必要とすることについて深く考える機会になりました。(追手門学院大手前高校 高2 山本舞香) 


日経新聞主催 ウーマノミクスフォーラム座談会

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